心のレジリエンス

resilience・・・心がつらい状態,ストレスにどのように対応したらよいか

ルーシー・ホーン·TEDxChristchurch,心のレジリエンスを高めるための3つの秘訣から

法律的な紛争の当事者である方に見ていただきたいtalkです。
紛争は面白いことではありません。自分が傷つけられ,相手を傷つけてまた自分が傷つく,まじめに考えてしまうと相当のストレスがかかります。私は,法律の専門家にすぎませんが,心のケアも大切であるため,この心のケアの記事も書くことにしました。

以下,ルーシーホーンさんのトークです。気に入った部分を抽出しました。
トークの全部を見たい方は,以下をどうぞ。
www.ted.com
www.TEDxChristchurch.com
https://www.ted.com/talks/lucy_hone_3_secrets_of_resilient_people?language=ja

最愛の人を亡くした人,失恋をしたことがある人,流産したことがある,不妊でなやんでいる人,離婚をした,不倫の被害を被った人,震災,自然災害の犠牲になった人,失業した人,身近な人の心の病や痴呆,身体障害,自殺に対応せざるを得なくなった人,いったいどのくらいいるでしょう。逆境はどの人にも訪れます。

私(ルーシー・ホーン)にも逆境が襲いました。交通事故による親友と娘の死です。遺族サポートの人が来て回復には時間がかかると言ってくれましたが,それはかえって私たちの被害者意識を強めてしまった。将来の行く先にとてつもなく大きなものが立ちはだかり,悲しみを乗り越える力が出なかった。どんなに酷い状態なのかなんて,わざわざ聞く必要はないのです。私が一番望んでいたもの,それは希望でした。

逆境から立ち直る方法,つまりレジリエンスを高めるための3つの方法をお伝えします。

1.悪いことは起きるものと心得る
レジリエンスの高い人たちは悪いことは起きるものであることを知っています。苦難は人生の一部と心得ています。苦難を呪ってもしかたありません。ポイントは,苦難に対して,おぼれるのか泳ぐのか。

2.変えられることに焦点をあて,変えられないことは受け入れる
私たちは,脅威や欠点に気付くことがとても得意です。ネガティブなことに反応するようにプログラムされているのです。石器時代には住居から出た時に虹よりも猛獣に気付くことが大事でした。現代社会は脅威に満ちています。脳は残念ながらまるですべてが猛獣であるかのように反応するのです。飲み込まれてはいけません。失ったもののために今持っているものを失ってはいけない。幸せなことがらを意識しましょう。

3.今していることは自分を助けているか害を与えているか
逆境を強く意識することがいいことかどうか。さらなる悲しみに陥ることに意味はない。自分に害を与えている思考はやめましょう。自分を助けてあげる,つまり,自分に優しくしましょう。自分の進路,意思決定を多少なりともコントロールできるようになります。

トークからの抽出は以上です。
ものは考えよう,といいますが,希望を与えてくれるトークだと思います。